B型肝炎訴訟 [C型肝炎]
札幌のB型肝炎訴訟は、和解勧告。
子どもの頃の予防接種でB型肝炎に感染した・・・という。
広く救済してくれるといいですね。
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B型肝炎、C型肝炎、エイズはどれも血液・体液を媒介としたウィルス感染。
ウィルス量はC型肝炎<エイズ<B型肝炎
で、平均的なウィルス量は、大体だけど100倍、100倍となっている。
C型肝炎:数十~数千KIU、エイズ:数十万KIU、B型肝炎:数百万~数千万KIUだそうです。
C型肝炎でもウィルス量の多いタイプは、インターフェロンが効きにくい。
(それでも2004年からのペグインターフェロン+リバビリン療法で、半数強の人が完治するようになりました)
C型肝炎では100KIU以上あれば、『ウィルス量が多い』ということになって、ペグリバ治療は48週。
それでSVR率(完治率)は50%台。
ウィルス量が少ない人は24週の治療でSVR率は90%以上・・・(すごく違いますね)
まあ、ともかくC型肝炎は、インターフェロンで完治する人も増えたんだけど
エイズやB型肝炎には完治する方法は未だない。。。
ちなみに私・・・C型肝炎でウィルス量の多い2b型です。
48週のペグイントロン+レベトールの完治しました。
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C型肝炎で、特定の血液製剤でない人は?
誰か、訴訟にしないのかな?
ちなみにC型肝炎は日常生活で感染することは、まずありません。
予防接種であれ、血液製剤であれ、輸血であれ、ほとんどの人は医療行為で感染しています・・・。
患者側には責任がない。
例外的には、刺青やピアスなどで道具などの使いまわしがあれば、感染の可能性があります。
これは、医療行為とは言えませんが・・・友人二人がピアスホール開けるのに、借りてました(*_*)
エイズは一部の日常生活で感染するのは周知のこと・・・。
B型肝炎はお父さんのB型肝炎が子どもさんにうつった…という事例が最近、報告されています。
お母さんがB型肝炎の場合は、子どもが感染するのを防ぐようだけど、お父さんだと何もなし。。。
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